インド出身の監督が現代の日本で社会や環境に抑圧されながらもがむしゃらに生き抜こうとする女性の姿を描いたドラマ。東京のクラブで働きながら女優を目指している30歳のジュン。ある日、彼女は不審な男に金を奪われ、顔に深い傷をつけられてしまう。その男は恋人であるタカが仕向けた男だった。恋人に裏切られ、傷ついた顔により女優になる夢も失ったジュンは東京を離れて、5年ぶりに長野の実家に帰ってくる。受け入れがたい過去を知ったことにより、何かが一気に弾けた彼女は亡くなった祖母の財産で暮らす粗暴な父に「強姦されたと言いふらす」となりふりかまわずに財産の半分を要求する。心が壊れていくジュンは旧友であるユウキとの再会によってようやく居所を見つけるが……。「ケンとカズ」の飯島珠奈が主人公ジュン役を演じる。監督はこれまでにも日本を舞台にした短編映画を手がけ、本作が長編デビューとなるインド出身のアンシュル・チョウハン。
ネット上の声
- アンシュル・チョウハン監督はインドの方らしいんだけど、よくもわるくも邦画感がすご
- 車椅子での通院介助私は同じ道を通らない行きも帰りも少しずつ道を変える家にとじこも
- 理解も共感もできひんけど、劇中で全員が持ち合わせてた破壊的衝動だけは分かる気がす
- 苦しい、父親という存在を知らない世界に産まれて良かった
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督アンシュル・チョウハン
- 主演飯島珠奈