チベット映画の先駆者ペマ・ツェテン監督が、大草原に生きる羊飼い家族の日常と葛藤を描いた作品。チベットの大草原で牧畜を営む祖父・若夫婦・子どもたちの3世代家族。昔ながらの素朴で穏やかな暮らしを送る彼らだったが、受け継がれてきた伝統や価値観は近代化によって変化しつつあった。そんなある日、子どもたちのいたずらをきっかけに、家族の間にさざなみが起こり始める。ペマ・ツェテン監督の前作「轢き殺された羊」で主演を務めたジンパが父親を演じる。2019年・第20回東京フィルメックスのコンペティション部門で「気球」のタイトルで上映され、最優秀作品賞を受賞。
ネット上の声
- 【”コンドームは風船にはなりません!”でも、あんなに膨らむんだね!”チベットの社会が直面する様々な矛盾を映像化した作品。】
- アッバス・キアロスタミ、ウォン・カーウァイも絶賛したチベット映画の先駆者ペマ・ツ
- 追記 彼は故人みたいだ。さて?先週亡くなった様だ。運命を感じる。
- リアリズムとマジックリアリズムが邂逅する
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国中国
- 時間102分
- 監督ペマ・ツェテン
- 主演ソナム・ワンモ