大河・富春江が流れる街・富陽の美しい自然を背景に、変わりゆく中国社会の中で懸命に生きる大家族の四季を描いた人間ドラマ。中国のグー・シャオガン監督の長編デビュー作で、2019年・第72回カンヌ国際映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれた。再開発のただ中にある杭州市の富陽地区。顧家の家長である年老いた母の誕生日を祝うため、4人の息子や親戚たちが集まる。しかし祝宴の最中に母が脳卒中で倒れ、命は取り留めたものの認知症が進み、介護が必要になってしまう。飲食店を営む長男、漁師の次男、ダウン症の息子を男手ひとつで育てる三男、気ままな独身生活を楽しむ四男ら、息子たちは思いがけず、それぞれの人生に直面することになる。日本でも2019年・第20回東京フィルメックスのコンペティション部門で審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- 【"帰魂" 変わる街と大家族の変わらぬ絆を富春江は何時でも、優しく見守っている・・。】
- とても素晴らしい作品です 150分の間ずっと刮目させられました 僕...
- デビュー作とは思えない完成度と満足度
- この長回しの映像美には圧倒される
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国中国
- 時間150分
- 監督グー・シャオガン
- 主演チエン・ヨウファー