ベテラン俳優の渡辺いっけいが映画初主演を務め、引きこもりの青年と父親の関係を描いた人間ドラマ。「劇団チキンハート」主宰の俳優・遠山雄が、自身の知人をモデルに、実話をもとに生み出した物語で、遠山自身がモデルとなった知人にあたる引きこもりの青年・進一役で出演。渡辺はその父親である広志を演じる。30年前、進一の父・広志は妻の加代子が出産中に、加代子の実家に盗みに入り、進一の叔父にあたる牧師の源一郎にとがめられ、悪魔として村を追い出された。そして30年が過ぎた現在、母に甘やかされて育った進一は、どんな仕事も長続きせず、ひとりでは何もできない男になっていた。そんなある日、村で連続空き巣事件が起こり、村の人々から悪魔の子である進一が犯人だと決めつけられてしまうが……。
ネット上の声
- もっとシビアな映画を期待してたけど人情ものに落ち着いてたのがいかにも邦画って感じ
- 70年代ぐらいの邦画なのかと思っていたら、つい最近の作品で監督はまだ30代なこと
- 1300本目のレビューで、思いがけず良作に出会えました
- とても独特の間とテンポの邦画
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督大山晃一郎
- 主演渡辺いっけい