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2018年の短編「予定は未定」、19年の初長編作「ミは未来のミ」がともにSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で受賞した磯部鉄平監督が、17年に手がけた短編作品。高校の仲良しグループだった南波、権田、時光、西河、丘田の5人は、リーダー的存在だった松元麻衣子の葬式帰りにささやかなお別れ会をする。久しぶりの再会に話も弾み、卒業の時に仲間で埋めたタイムカプセルを掘り起こし、松元の秘密を暴こうと真夜中の河川敷に向かうことになるが……。「ミは未来のミ」劇場公開で併映(短編「そしてまた私たちはのぼってゆく」と日替わり)。
ネット上の声
- 旧友が死んでも湿っぽくなりすぎてない、かといって平然としているわけでもない虚脱感
- 学生時代にはいい思い出がないので、こういった昔馴染み的な集まりは少しだけ憧れる
- HDDの恥ずかしいデータなら消去してほしいと思うけど、筆跡などの故人が思い出せる
- 仲が良かったはずなのにあの頃とは違う絶妙な距離感、よくわかる
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間23分
- 監督磯部鉄平
- 主演南羽真里
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2018年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で短編コンペティション部門の優秀作品賞を受賞した短編映画。40歳を目前に独身の純子は、お節介な叔母からお見合いを勧められるがピンとこない。そんな彼女のもとにある日、ひとつの紙飛行機が飛んでくる。開いてみると、その紙は男性の欄だけが埋められた婚姻届で……。「フリーダ・カーロの遺品」「見栄を張る」などの映画制作に携わり、2016年から自らも短編映画のメガホンをとりはじめた磯部鉄平監督が18年に手がけた。SKIPシティ国際DIシネマ映画祭のほか、福岡インディペンデント映画祭の40分ムービー部門最優秀作品賞、大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門入選など、国内の多数の映画祭で高い評価を獲得。20年6月、磯部監督の短編「オーバーナイトウォーク」と2本立てで劇場公開。
ネット上の声
- 磯部鉄平監督の過去作、これは……「凪の憂鬱」と繋がってる?ひゃー鹿まで!
- 何とも駆け抜けたような時間
- 七、八年後のあたしなのか
- 鉄平を精力的に摂取
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督磯部鉄平
- 主演屋敷紘子
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初長編作「ミは未来のミ」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019シティアワードを受賞した磯部鉄平監督が同年に手がけた短編で、第11回映像グランプリ優秀作品賞などを受賞した作品。楓、涼太、まな、朝陽、春香、創士、辰巳の7人は、高校時代の仲間だったが、辰巳は卒業前に亡くなってしまう。22歳になり、母校を訪ねてみようと集合した残りの6人は、立ち寄った図書室で降霊術の本を見つけ、その場のノリで降霊術の「かごめ」を始める。しかし、ただひとり乗り気でなかった楓には、卒業前に死んだ辰巳との間にある秘密があった。「ミは未来のミ」劇場公開で併映(短編「真夜中モラトリアム」と日替わり)。
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間34分
- 監督磯部鉄平
- 主演南羽真里