朝日新聞「男のひといき」欄に投稿され大きな反響を呼んだエッセイを、尾藤イサオと中尾ミエのダブル主演で映画化。銀行員として定年まで勤め上げた笠井謙三と、いつも明るく前向きに夫を支えてきた妻・和子。転勤続きで長年仮住まい生活を続けてきた2人は、ようやく手にした“夫婦だけのおうち”で仲良く暮らしていた。そんなある日、和子が脳梗塞で倒れ、退院後も車椅子生活のため老人ホームで暮らすことに。もう一度家に戻りたいと願い続ける和子だったが、数年後、その思いをかなえられないまま他界してしまう。数カ月後、妻のいなくなった家で身の回りの整理を始めた謙三は、妻との思い出が詰まった品々にひとつひとつ感謝の言葉を吹き込みながら、少しずつ前を向いて進み始める。監督は「咲 Saki」の小沼雄一。
ネット上の声
- 【自らの伴侶に対し、敬愛と感謝の念を持って、日々を生きる事の大切さを描いた作品。大丈夫かな、私・・(詠嘆)】
- 原作のイメージ通り!
- 予算が全く無いのか?
- 送る側か送られる側かになるのか今はわからないけど、近い将来起こりうる事だから…
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督小沼雄一
- 主演尾藤イサオ