若手映画作家の登竜門となっている田辺・弁慶映画祭の2019年(第13回)のコンペティション部門でTBSラジオ賞を受賞した中編作品。数年前に家を出てひとり東京で暮らす和馬は、親が経営していた酒店を継いだ兄の弘文のもとへ帰ってくる。数年ぶりに訪れる実家は当時のままの温かさと懐かしさに包まれていたが、その一方で確実に変わってしまったものもあり……。田辺・弁慶映画祭TBSラジオ賞のほか、第30回東京学生映画祭グランプリ、第11回下北沢映画祭観客賞などを受賞。監督は俳優活動の傍ら独学で脚本を書き、本作で初監督を務めた白磯大知。20年11月、田辺・弁慶映画祭の受賞作品を特集する「田辺・弁慶映画祭セレクション2020」(20年11月20日~12月10日、東京・テアトル新宿)で上映。22年3月に単独で劇場公開。
ネット上の声
- 【”いつでも帰って来いよ。”と実家の酒店を独りで守る兄は僕の秘密を知りつつ、さりげなく言った。”今作は、兄弟の強い絆や、兄が弟を想う気持ちを描いた作品である。】
- ひょえ〜短尺やし暇つぶしにちょうどええわ、って観たらばまさかの良作!弟くんもせっ
- 体脂肪削ぎ落としたバディムービー
- 兄弟の絶妙な距離感が生む優しさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間45分
- 監督白磯大知
- 主演藤原季節