自分を不完全な存在だと思い込むトランスジェンダーの女性が新たな一歩を踏み出そうとする姿を描いた短編映画。詩人・文月悠光の詩を原案に、ゲイ老人の性と苦悩を描いた「老ナルキソス」で高く評価された東海林毅監督がメガホンをとった。トランスジェンダーの新谷ひかりは、周囲との間に言葉にできない壁を感じながらも、同じくトランスジェンダーの友人・千秋や会社の上司である中山、同僚の辻ら理解者に恵まれ、東京で一人暮らしを送っていた。そんなある日、出張で故郷の街を訪れることになったひかりは、高校時代の同級生・久田敬に現在の自分の姿を見て欲しいと考え、勇気を出して連絡するが……。自身もトランスジェンダーであるファッションモデルのイシヅカユウが映画初主演を務めた。
ネット上の声
- 【トランスジェンダーのささやかながらも、確かな一歩を踏み出すまでを描いた短編。】
- 「オジサンから見た女装」映画..
- ごめんなさい、「当事者性」の議論とかマイクロアグレッションとかよりも、単に初恋物
- ■トランスジェンダーの方を見る際、ただの好奇な視線と、異性として見てドギマギして
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間34分
- 監督東海林毅
- 主演イシヅカユウ