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4人の女性監督が、それぞれ人形をモチーフに生きづらさを感じている女性たちを描いた作品で構成されたオムニバス映画。
上司から受けているハラスメントに苦しむ姉を見て、姉に代わり復讐しようとする妹の姿を描いた「怒れる人形」(海上ミサコ監督)、人形と暮らす女が人形と暮らす男と出会う、ボーイミーツガールの物語「Doll Woman」(大原とき緒監督)、将来に悩む11歳の女の子が、田んぼで拾った手のひらサイズの女性像をきっかけに生きる道しるべを見いだす「JOMON わたしのヴィーナス」(西川文恵監督)、女らしさとは何か、女性であることとはどういうことか、現実と虚構の間を行き来しながら女性の表象について考察する「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」(吉村元希監督)の4作品で構成される。
本企画の発起人でプロデューサーも務めた大原とき緒監督が2022年に手がけた短編「Bird Woman」(21分)が併映。
ネット上の声
- 痴漢に対するために鳥の扮装をするのが広まってゆくというストーリーが刺さった
- 一緒に上映された『Bird Woman』、舞台挨拶での佇まいなど含めて、大原とき
- 私は本作の企画タイトルをみてイプセンの『人形の家』を想起した
- 『Bird Woman』が素晴らしすぎる
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督海上ミサコ
- 主演紀那きりこ
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「私は怪盗アンコ。駆け出しの怪盗。トレードマークはアイマスクに燃えるような緑のマント。次の獲物は何にしようかな?」そんなネット小説を書いている恩田リエのもとに、ある日怪盗アンコからの予告状が届く。アンコは本当に存在するのだろうか…。
ネット上の声
- 谷中銀座に行きたくなる映画
- 自分の書いたネット小説の怪盗キャラから現実世界で怪盗予告をもらった事で巻き起こる
- 自分の小説の怪盗アンコがあらわれたら!
- 〖短編映画〗
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督海上ミサコ
- 主演岡優美子
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お盆を迎え、理恵子は祖母の形見の着物を着て、墓参りに訪れる。墓前で祖母の大好きなチョコレートを供えると、輝く珠を手にした男が現れる。どこか懐かしいような面影の彼は、理恵子に向かって「まつ子か?」と呼びかける。彼は祖父・敏彦の幽霊で…。
ネット上の声
- 途中悟空みたいな喋り方するもんだから、てっきりドラゴンボールかと思ったじゃねえか
- バレンタインデーからチョコ食べ続けてるからチョコのシーン観るだけで気分悪くなっち
- よく通る場所がジャケットだったのでただそれだけで鑑賞
- 老後のネタ作りどころじゃなかった、
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間22分
- 監督海上ミサコ
- 主演岡優美子
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高橋葉介の怪奇ミステリー漫画「夢幻紳士」を実写映画化。昭和初期の日本。他人の心を見ることができ、他人に自由に夢を見せることができる探偵・夢幻魔実也は、不思議な声に誘われて木箱から発見された少女・三島那由子に会いに行く。山奥の診療所で会った那由子はまるで人形のようにまったく反応がなかった。彼女の母親・ミツによると、那由子は奉公に出たまま数カ月間行方不明だったという。魔実也が那由子の心の中を見ると、彼女は奉公先の女主人・雛子に自らを人形と思い込む暗示をかけられていた。魔実也は那由子を助けるため、雛子たちを追い詰め、雛子を暗示で人形にするが……。監督は林海象企画のネット作品「探偵事務所5」シリーズで監督を務めた海上ミサコ。
ネット上の声
- 原作漫画の夢幻魔実也(むげん•まみや)は妖しい少年だったけど、実写版では怪しいお
- 題材と人形になりきる人間のビジュアルは◎、だが…
- 女は、一度夢を見ると覚めない。
- 脚本が合わなかった(原作既読)
ファンタジー
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督海上ミサコ
- 主演皆木正純