栃木県鹿沼市を舞台に、東日本大震災で被災した少女に手を差し伸べるほうき職人とその娘の葛藤を描いたヒューマンドラマ。江戸時代から伝わる鹿沼ほうきの職人である石橋晃は、家業だけでは生活できず副業として塾を経営している。彼は宮城で被災して鹿沼に引っ越してきた母子家庭の娘・大友空を支えてやろうと、月謝を取らずに塾に通わせていた。空は高校受験を控えているが、震災による心の傷が癒えずに塾を休みがちになってしまう。一方、石橋の娘・美由紀は、他人の娘にばかり優しくする父に不満を募らせていく。美由紀を「ビブリア古書堂の事件手帖」「人狼ゲーム デスゲームの運営人」の桃果、空を「ばぁちゃんロード」の和泉詩、美由紀の父・晃をモロ師岡が演じる。監督・脚本は「おかあさんの被爆ピアノ」「レミングスの朝」の五藤利弘。
ネット上の声
- みんな1度は跨がったことあるよね
- 【"まほうのほうき"】
- この作品もそうなのですが、五藤利弘監督の映画の家族の食卓のシーンがとても好きです
- 私の地元、栃木県の鹿沼市が舞台の作品と知り、観てきました
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督五藤利弘
- 主演和泉詩