認知症の祖父と2人で暮らす美大生の1年間を描いた短編作品。CMディレクターとして活躍する大森歩監督が自身の経験をもとに、祖父を介護する美大生の心情を繊細かつリアルに描き、京都国際映画祭2018クリエイターズ・ファクトリー最優秀賞など数々の賞を受賞した。祖父の家に居候しながら美大に通うアミは、満州に行ったことをいつも自慢気に話す祖父にうんざりしていた。アニメオタクの同級生・橋本が我が道を行く一方で、アミは自分の描きたいものを描けない課題に苦戦し、自信を失っていく。家では認知症の進む祖父にイライラを募らせるアミだったが、初めて聞く祖父の話に心を動かされ……。主演は「十二人の死にたい子どもたち」の古川琴音。
ネット上の声
- 世界大戦と受験戦争の劣等生である祖父と孫、面白い設定にかなり期待して劇場に足を運
- オムニバス『わたしと、私と、ワタシと、』として『ただの夏の⽇の話』『春』『冬⼦の
- 今を彷徨う祖父と孫。折々の四季と互いの我儘に重さと希望が入り交じる...
- リッちゃんと違って複雑なもの全部を具体的にしてた
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間27分
- 監督大森歩
- 主演古川琴音