大阪・生野の在日朝鮮人の町で暮らす兄妹の絆を描いた人情ドラマ。劇団野良犬弾の主宰者で俳優の崔哲浩が自身の半生を基に監督・脚本・主演を務め、人種的偏見や貧困といった厳しい状況の中でも笑いと励ましを忘れず困難に立ち向かう家族の姿を描き出す。生野にある在日朝鮮人の町で、みんなの母親のような存在だったオモニの葬儀が行われていた。しかし15年前に失踪した長男ヨンギの姿はそこにはない。ヨンギを除く3兄妹は、オモニが営んでいた店の借金に追われ途方に暮れる。やがてヨンギが帰ってくるが、兄妹たちは変わり果てた彼の姿に困惑してしまう。
ネット上の声
- 大阪の生野地区に住む
- 朝鮮総連、在日問題と触れてはいけないと思われる社会のタブーに切り込まれた作品です
- 在日コリアン映画として、これほど彼らのセンシティブな面に踏み込んだ作品は他にない
- 崔哲浩監督が、映画の世界を目指したきっかけは、巽中学校時代に金佑宣監督の「潤(ユ
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督崔哲浩
- 主演崔哲浩