片岡礼子主演で5つの家族の親子模様を描いた短編映画。中学英語教師の職に生きがいを感じている坂口則子が担任するクラスには、さまざまな生徒がいる。両親が共働きで優等生の光。母を亡くしているが明るい性格の亜輝菜。父が医師で母は専業主婦という裕福な家庭に育つ一馬。母がだらしないので家事を担うゆかり。荒っぽい性格の父におびえる涼太。翌日の授業参観を前に、それぞれの家庭でまったく同じ会話が展開するが……。「幸福(しあわせ)のスイッチ」の安田真奈監督が、自身のワークショップで活用している教材をベースに生みだした実験的な作品でもあり、「まったく同じセリフでもキャラクターや状況によって演技や脚本のト書きが変わる」ということを表すため、7つの同じセリフが5人の生徒の家でそれぞれ繰り返され、まったく同じ会話からまったく異なる親子の模様が描かれる。
ネット上の声
- 20分程度の中に日本の教育現場の課題が詰まりに詰まっている問題作
- #あした授業参観
- リアクション
- 思春期を迎えた段階での親からの「あした、授業参観行くから」は殆ど死刑宣告と同等レ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間23分
- 監督安田真奈
- 主演片岡礼子