競争社会の中で自分を見失っていた女性が“ランニング”と出合い、人生の新たなる一歩を踏み出していく。注目の新人女性監督ハン・ガラムの繊細でヴィヴィッドな演出が高い評価を受けた韓国インディーズの話題作。『金子文子と朴烈』のチェ・ヒソが、走ることで輝きはじめるヒロインを全身で熱演。主人公が憧れる女性を好演したアン・ジヘも本作で注目され、アクション映画『スレイト』に主演した。大学卒業後、公務員試験に落ち続けていた31歳のチャヨンは、受験をやめる決心をする。恋人は去り、母親が落胆しても彼女の意思は固い。そんなとき、彼女は夜の街を颯爽と走る美しい女性ランナー、ヒョンジュの姿を目にする。チャヨンはその姿に憧れてランニングを始め、やがてヒョンジュと一緒に走るようになる。彼女は走ることで自らの肉体の変化と精神的な開放を感じていくが…。
ネット上の声
- 公園を、ついていって走るシーンがリアルに苦しそうで、自分も走るの苦手だからなんか
- 社会は画一的で不寛容だというわかりきったことを見せられて、いつものようにうんざり
- 自分の身体を、人生を、自分の意思のままに動かすことは「ちゃんと生きる」うえでは難
- 概念的な映画で意図が汲み取れない部分もあったけど、静寂の中に確かに存在する核が強
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間95分
- 監督ハン・ガラム
- 主演チェ・ヒソ