歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」シリーズ第38弾。「孝玉コンビ」として一大ブームを巻き起こした片岡仁左衛門(片岡孝夫)と坂東玉三郎が36年ぶりに共演を果たした鶴屋南北の人気演目「桜姫東文章」をスクリーン上映する前後編の前編。僧の清玄は稚児・白菊丸との許されざる恋の果てに心中を図るが、ひとり生き残ってしまう。17年後、高僧となった清玄は桜姫と出会い、彼女に白菊丸の姿を重ねて執着する。御家没落のため出家を決めた桜姫には、かつて暗闇の中で自分を犯した男の子どもを密かに産み落とした過去があり、顔も名前も知らないその男のことをいまだに忘れられずにいた。ある日、彼女は腕に鐘の刺青のある釣鐘権助と出会うが、彼こそ桜姫が思い続けてきた相手だった。3者それぞれの欲望が絡み合いながら展開する奇想天外な物語を、美しく濃密な濡れ場や絢爛豪華な舞台セットなど見どころ満載で描く。
ネット上の声
- 仁左衛門さんと玉三郎さんの色気がとにかくヤバい!スクリーン越しでも鳥肌が立ちました。
- 劇場でも観たけど、映像でじっくり観られて最高。お二人の息の合った演技はまさに至宝ですね。
- 歌舞伎は初めてだったけど、衣装が豪華で見応えあった!
- 正直、前半は話が難しくてちょっと眠かったw でも後半は面白かったかな。
シネマ歌舞
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督---
- 主演片岡仁左衛門