イギリスの名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの舞台を映像化し、映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2021/22」の1作で、アレクサンドル・デュマ・フィスの戯曲をオペラ化したジュゼッペ・ベルディ中期の傑作「椿姫」を映像収録して上映(2022年4月13日上演作品を収録)。肺の病におかされたパリの高級娼婦ヴィオレッタは、享楽的な日々を送ることで気を紛らわせていた。そんなヴィオレッタだったが、彼女を真剣に愛する青年アルフレードが現れたことで真実の愛に目覚め、華やかな生活を捨ててパリ郊外でアルフレードとともに幸せに暮らす。しかし、アルフレードの父ジェルモンから身を引くように迫られたヴィオレッタは、アルフレードとの生活をあきらめ、過去のパトロンであった男爵のもとへ身を寄せる。事情を知らないアルフレードは、人前でヴィオレッタを侮辱し、男爵と決闘の果てに外国へと旅立つ。ひとり残されたヴィオレッタは病状が進行し、死の時が迫る。ヴィオレッタを演じるのは、南アフリカ出身のソプラノ歌手で、2019年パリ・オペラ座での「椿姫」ヴィオレッタ役でブレイクしたプリティ・イェンデ。
- 製作年2022年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演プリティ・イェンデ