イギリスのロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの演目を映像収録し、特別映像を交えて映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24」の1作。クラシックバレエの代名詞ともいえる名作であり、2021年に31歳の若さで夭折したリアム・スカーレットの演出・振付により、2018年5月に31年ぶりにプロダクションが一新された新演出の「白鳥の湖」を映像収録した(2024年4月24日上演作品を収録)。
女王の側近に化けた悪魔ロットバルトが支配する宮廷。舞踏会で花嫁を選ぶように命じられて困惑していた王子ジークフリートは、ロットバルトの呪いで白鳥の姿に変えられたオデット姫と出会い、恋に落ちる。彼女の呪いを解くには、まだ誰も愛したことがない、不滅の愛を彼女に誓った男性の存在が必要だった。そして舞踏会の日、花嫁候補の各国の姫君たちが参列するなか、オデットを愛している王子は花嫁を選ぶことができない。しかし、オデットそっくりのオディールという女性が現れ、彼女をオデットと思いこんだ王子は、オディールに魅せられてしまう。ロットバルトは王子をだましてオディールに愛を誓わせ、それによって王子のオデットへの愛の誓いは破られてしまい……。
これまでにも「眠れる森の美女」や「ロミオとジュリエット」などでもともに主演を務めてきた、ロイヤル・バレエを象徴するプリンシパルの2人、ヤスミン・ナグディとマシュー・ボールが主演。オデット/オディールをヤグディ、ジークフリートをボールが演じる。
ネット上の声
- 4幕ラストのクライマックスの音楽が素晴らしすぎて、群舞の白鳥の結束感といい、鳥肌
- 狙ってるのかないのかわからないけど、白鳥に姿を変えられてしまったという絶望感を過
- 想像力を働かせてみると本当にバレリーナが白鳥になって振り向いたり足をばたつかせた
- ちょっと新米っぽい指揮者さんはこれからに期待!いい演奏だったからテンポとダンサー
- 製作年2024年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ヤスミン・ナグディ