「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」の小谷忠典監督が、武蔵野大学・武蔵野文学館協力のもと、作家・黒井千次の短編集をもとにモノクロ映像で撮りあげた長編劇映画。小雨の降る秋の日に、寺の境内を歩く女子大生ひな子。毎年、母の命日には父と墓参りに来ていたが、今年はひとりきりだった。母の墓前に立ったひな子は、そこに一輪のコスモスの花が供えられていることに気づく。母が亡くなってから17年、祖父母も既に他界しており、これまで他人の影を感じることはなかったため不審に思うひな子。やがて携帯電話が鳴り、電話の向こうで父・圭一は飛行機が欠航して墓参りに来られないことを彼女に告げる。武蔵野大学在学中に抜てきされた渡邊雛子が映画初出演にして主演を務め、渡辺真起子、古舘寛治らベテラン俳優が脇を固める。
ネット上の声
- 舞台挨拶付き上映にて。 たまらん坂にまつわるお話。映画を観た後はこ...
- 授業の一環作品には思えない。
- 多摩蘭、たまらん、堪らん
- 読書してるかのような
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督小谷忠典
- 主演渡邊雛子