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モラトリアムをテーマにした映画を制作してきた新人監督の堀内友貴が、夏の一夜を舞台に、大人になれない若者たちのコミカルで爽やかな青春を描いた群像劇。
ある海辺の町。夏の終わりが近づく8月31日から9月1日にかけた一日。予定していた面接が急きょ延期になった就活生の山ノ辺とキミ。野球部のマネージャーだった凛子に電話をかける秀一。コンビニでバイト中の健斗とキョーコ。それぞれの忘れられない時間が過ぎていく。
インディーズ映画を対象とした国内の各映画祭で高い評価を獲得。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022、第23回TAMA NEW WAVEで上映されたほか、第33回学生映画祭でグランプリ受賞、なら国際映画祭2022のNARA-wave(学生)部門でグランプリのゴールデンKOJIMA賞受賞、第16回田辺・弁慶映画祭でキネマイスター賞と映画.com賞を受賞した。田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2023」(23年8月4~24日=テアトル新宿/23年9月1~7日=シネ・リーブル梅田)にて劇場公開。
ネット上の声
- 夏休みが終わる8/31から9/1にかけて、夏の終わりの若者たちの群像劇コメディ
- 夏は終わらないといけない
- 何の気なしにみたらバックれたバイトの子がクレジットにのっていてびっくり、そうだね
- 一億何千万人分の八人のある午後のから明け方までの時間、こういう出来事も世の中起き
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督堀内友貴
- 主演五十嵐諒
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ふと「ああ、あの夜本当に楽しかったな」と思いだせる夜があるだけで人は生きていける。大人になりきれない男2人のどうしようもない毎日の話。
ネット上の声
- 若者たちのありふれた、ありえる時間がそこにはあって、本当くだらないこと、聞いてい
- 「嫌なことがあっても、友達とだらだらと夜を過ごしたあの日の楽しさに救われる」
- 益若つばさの後世代のギャル代表としての小森純で不覚にも吹いた
- けっこうわかるな、なんのために生きてるの、知らねえよ、でもあの夜は楽しかったなま
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間58分
- 監督堀内友貴
- 主演五十嵐諒
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現実と虚構の狭間で連続殺人事件に巻き込まれていく女性の旅路を描き、物語における主人公の本質に迫った空想連続活劇。
久坂部碧は幻影に囚われていた。それは光あふれる教室の窓辺で本を読む青年と「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞で、いずれも碧には見覚えがない。しかし碧は突如として、漣聖司と架空犯罪調査局をめぐる連続殺人事件に巻き込まれてしまう。現実と虚構の狭間で事件は次第にエスカレートし、やがてひとつの真実にたどり着く。
オーディションで300人以上の中から選ばれた両羽ももかが主演を務め、物語の鍵を握る作家・漣聖司役で「明ける夜に」の五十嵐諒が共演。大学の卒業制作「FRONTIER」で京都国際映画祭の実行委員賞を受賞した服部正和監督が構想に5年をかけ、現実と空想の往来を独自の解釈と世界観で描きだす。大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル2024にて観客賞とGACHINKO Film賞を受賞。映画配給レーベルのCinemagoとミニシアターの下北沢トリウッドがタッグを組み、3人の新鋭監督の劇場デビュー作を連続公開する特集企画「終点なき映画たち Route:1」の1作。
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督服部正和
- 主演両羽ももか