景気に翻弄され雑草のように生きた父と、離別した娘の邂逅を描いた短編作品。真夏のある日、ケイは父・太一の遺品整理に呼び出される。ケイが幼い頃に家を棄てた父の死は彼女にとって他人事のようだったが、母・貴子から形見として古いエレキギターを押しつけられてしまう。その帰り道、ケイは死んだはずの父の後ろ姿を目撃する。記憶の断片をたどるケイは、父と過ごした最後の日に彼が伝えようとした言葉の意味に気づく。映画初出演の七瀬可梨が主演を務め、父・太一を「その男、凶暴につき」の小沢和義、母・貴子を「ハッシュ!」の片岡礼子が演じる。監督は「FROM TOKYO TO TOKYO」などの短編作品で注目を集める鯨岡弘識。IMDb公認のニューヨーク・シネマトグラフィー賞の最優秀作品賞をはじめ、国際映画祭で多くの賞に輝いた。同じく鯨岡監督による短編「終点は海」と同時上映。
ネット上の声
- ストーリー自体は良かったです、演者さんも皆良かったです、でもメインキャラクターが
- お父さんがね、ずっと絶妙に気持ちが悪くて、めちゃめちゃリアルで、反抗期のときの気
- バリバリの商社マンであったがバブルの崩壊と共に雑草に生きた父・太一(#小沢和義)
- 「Kay」は父と娘、「終点は海」では母と息子の、それぞれに対して特別に抱くものが
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間23分
- 監督鯨岡弘識
- 主演七瀬可梨