後の多くの映画作家に影響を与えたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、1974年に当時24歳の自身を主人公にモノクロ映像で撮りあげたセルフポートレイト的作品。ひとりの若い女性が、自室で家具を動かし、手紙を書き、裸で砂糖を口にする。やがて家を出た彼女はトラック運転手の男性と行動を共にし、その後訪れた家で女性と激しく愛を交わす。共演に「預言者」のニエル・アレストリュプ。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
ネット上の声
- 自分を映画にごろりと差し出すシャンタル・アケルマンの確信。
- 会えない恋人を待ち過ぎて、ヒマ過ぎて、呼吸だけで遊んだりする女の話。
- 行為がある種のダンスに見える
- またとんでもない監督。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間86分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演シャンタル・アケルマン