若手映画監督の登竜門として知られる田辺・弁慶映画祭の第15回(2021年)で審査員特別賞を受賞した短編作品。新型のウイルスによって日常が大きく変化し、生きることや死ぬことの理由も見失った青年の姿を描く。
新型のウイルスが蔓延し、ロックダウンが3カ月続いている東京。工場勤務の青年マモルが送っていた当たり前の日常も、突然途絶えてしまった。毎日絶望的なニュースが流れるなか、先輩に裏切られ、恋人と衝突し、世の中のことに対しても不感症になったマモルは、気が付かないうちに人間らしい感情がむしばまれていた。
監督は、テレビCMやドラマ、ミュージックビデオなどさまざまな映像作品を手がけてきた林隆行。主演は、「神は見返りを求める」「ミッドナイトスワン」などに出演してきた吉村界人。林監督と吉村がタッグを組んだ短編3作品をまとめた「人間、この劇的なるもの」の一編として、田辺・弁慶映画祭の受賞作品を上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2022」(22年9月16日~10月6日=テアトル新宿/22年10月14~20日=シネ・リーブル梅田)にて劇場公開。
ネット上の声
- 舞台挨拶で関係者からも度々出てきたように、吉村界人は吉村界人であってこそでしかな
- 去年の田辺・弁慶映画祭、審査員賞との事だけど、吉村界人主演て反則ですやーん、、
- テアトル新宿の田辺・弁慶映画祭セレクション2022にて5作目の鑑賞
- オンライン配信の映画祭で鑑賞した
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督林隆行
- 主演吉村界人