自主制作の映画のほかファッションブランドの映像やMVなども手がける新鋭の映像作家・野田英季が、自ら命を絶ってしまう子どもたちがいる社会の現状と、自身の学生時代の経験などに基づいて手がけた長編作品。2018年に福岡で結成され、SNSなどで注目を集める4人組バンド「クレナズム」が音楽と主題歌を担当。同バンドのボーカル&ギターの萌映は出演もしている。
親友のハルが文化祭前に自殺し、自己嫌悪を抱きながら生きる高校生の木崎ミナ。転校生のドラム演奏者の黒田ハルカと一緒に、ハルが残していた未完成の楽曲を見つけたミナは、それらの楽曲を通して当時のハルの心に触れていく。そして、ハルの楽曲たちに導かれるようにミナとハルカは文化祭への出演が決まり、2人の思い出の夏が始まっていく。
ミナ役は「ミスiD」2020および2021ファイナリストの八木ミナミ、ハルカ役は実際にドラマー&パーカッショニストとして活躍している佐久間遼。「クレナズム」の萌映はハル役を務めた。
ネット上の声
- ミナとハルとハルカ
- Stop Making Sense
- ふたりの傷跡 ふたりの絆と
- ふたりの傷跡
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督野田英季
- 主演八木みなみ