1960年代ポーランド、修道女見習いが知った自らの衝撃的な出自。過去と向き合う旅路で彼女が見つけたものとは。
1962年、共産主義政権下のポーランド。孤児として修道院で育ち、清貧な生活を送ってきたアンナ。彼女が終生誓願を立てる直前、唯一の肉親である叔母の存在を告げられる。初めて会った叔母は、アンナがイーダという名のユダヤ人であり、両親は戦争中に亡くなったという衝撃の事実を明かす。自らのルーツを探るため、二人は旅に出る。世俗的な叔母との旅は、イーダが知らなかった世界と、封印された家族の悲劇を暴いていく。神と、新たに知った自分との間で揺れ動くイーダが下す決断。
ネット上の声
- 余白の多いスタイリッシュな画作り…斬新な構図…どのショットも溜め息が出るほど静謐
- リリカルな映像美、問いかける生きる意味。
- 過去を振り返り、今を生きる意味を考える
- 静かな映像が人の存在感を際立たせている
社会派ドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ポーランド
- 時間80分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演アガタ・クレシャ