恋人を追い、夢を抱いて大都市マニラへ。しかし彼を待っていたのは、貧困と搾取が渦巻く絶望の淵。フィリピン映画の傑作社会派ドラマ。
1970年代、フィリピン。故郷の島で将来を誓い合った恋人リガヤを追い、青年フリオは希望を胸に大都市マニラへとやって来る。しかし、彼を待ち受けていたのは、人間を使い捨てる建設現場での過酷な労働と、都会の非情な現実。詐欺、暴力、売春が蔓延る街の底辺で、フリオは純朴さを少しずつ失っていく。リガヤの行方を必死に探し求める彼の旅は、やがてこの街の最も暗い闇へと繋がる。愛する人との再会を願う一途な想いが、彼を予測不能な悲劇の結末へと駆り立てる。
ネット上の声
- こんな映画もあった
- 観光地でガイドさんの話聞けたらサイコ〜!になるように、フィリピン映画も専門家の話
- スコセッシ先生ありがとう!1年前に失踪した同郷の幼馴染を探すためにマニラに来た青
- 主人公の青年が川口春奈に似てて、真剣なシーンであるほど笑いがこみ上げてしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フィリピン
- 時間124分
- 監督リノ・ブロッカ
- 主演ラファエル・ロコ・Jr