歌や踊りなどの芸を見せながら、薬を売って国中を旅する台湾の伝統的職業・[足包]江湖(パオジャンフー)。日本で言うところの香具師(やし)にあたる彼らの日常をとらえたドキュメンタリー。葉天爽一家の姿を中心に、引退した老パオジャンフー・呉天羅の生活、蛇使いの曽先生の一座の様子などを交えた構成になっている。監督は「愛について、東京」の柳町光男で、94年の秋からおよそ2カ月、台湾に渡り30時間にも及ぶフィルムを回して本作を完成させた。95年度ヴェネチア国際映画祭正式出品“イメージの窓”招待、台湾金馬奨映画祭正式招待、ウィーン映画祭正式招待作品。日本・台湾合作。
ネット上の声
- 台湾の香具師(やし)のドキュメンタリー
- 最高!ショーの映画だから音楽が鳴り響いているのだが、その隙間を埋める清水靖晃の劇
- アホンさん家族は地元でパフィーマンス付きの移動ドラッグストアでチビチビ生活費を稼
- 素人目から見ても編集が乗っていて監督はここぞ!という明確なビジョンが撮影の段階で
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督柳町光男
- 主演葉天爽