第二次大戦下の極寒の雪原、ドイツ軍に捕らえられた二人のパルチザンが直面する、信念と裏切りの過酷な選択。
第二次世界大戦、雪に覆われたベラルーシの冬。ソ連軍パルチザンのソトニコフとルイバクは、飢えた部隊のために食料調達の任務へ。しかし、道中でドイツ軍と遭遇し、銃撃戦の末に捕虜となってしまう。待っていたのは、非情な尋問と拷問。死の恐怖が迫る極限状況で、二人の生き様は分かれていく。信念を曲げず、人間の尊厳を貫こうとするソトニコフ。一方、生き延びるためなら裏切りも厭わない道を選ぶルイバク。処刑台が待つ丘の上で、彼らが下す魂の決断。
ネット上の声
- 第二次大戦下の極寒のベラルーシが舞台。極限状況に置かれた兵士二人の選択が重くのしかかる。とにかく役者の顔の圧がすごい。静かだけど、心にズシンとくる傑作でした。
- 「炎628」の監督の奥さんの作品と聞いて鑑賞。期待値が高すぎたのか、そこまでの衝撃はなかったかな。でも、映像は綺麗だった。
- とにかく暗くて救いがない…。観ていてずっと苦しかった。こういうのが好きな人には刺さるのかも。
- 生き残る方が地獄とは、まさにこのこと。
戦争
- 製作年1976年
- 製作国ソ連
- 時間110分
- 監督ラリーサ・シェピチコ
- 主演ボリス・プロートニコフ