記憶の断片を旅する老女。失われゆく過去と現在が交差する、切なくも美しいショート・アニメーション。
認知症を患うひとりの老女、エミリー。彼女の世界では、現在と過去の境界が曖昧。一杯の紅茶をきっかけに、彼女の意識は遠い昔の記憶へと旅立つ。子供時代の浜辺、若き日の恋、そして母となった喜び。色鮮やかに蘇る思い出の断片は、現実の介護人とのかすかな繋がりと交錯する。記憶が薄れても、決して消えることのない人生の輝き。言葉を超えて心を揺さぶる、愛と喪失、そしてアイデンティティを巡る感動の物語。
ネット上の声
- 第91回アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート作品
- 大注目していたアニメスタジオの作品の一つ
- 私には認知症の祖母がいるので、どうかなと思っていたが終始優しさに溢れていて良かっ
- 本作もアイルランド映画祭で先日感想文を書いた『あのボートに乗って』との同時上映で
アニメ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス
- 時間9分
- 監督ルイーズ・バグナル
- 主演---