仕事も私生活も完璧な女性と義理の息子の禁断の愛を描き、アカデミー国際長編映画賞のデンマーク代表にも選ばれた作品。児童保護を専門とする優秀な弁護士のアンネは、夫と前妻との息子で、問題を起こして退学となった17歳の少年グスタフを引き取ることになる。衝動的な暴力性があるグスタフは家族になじもうとしなかったが、アンネは彼を家族として迎え入れ、正しい方向へ導くため努める。しかし、グスタフとの距離を縮めていく中でアンネは彼と性的関係を持ってしまう。そして、彼女の過ちによって大切な家庭とキャリアが脅かされ、アンネは残酷とも言えるある選択をする。アンネ役を「リンドグレーン」のトリーヌ・ディルホム、グスタフ役を新人のグスタフ・リンが演じる。女性監督が手がけた作品で初めてデンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)の作品賞を受賞するなど高い評価を獲得した。「トーキョーノーザンライツフェスティバル2020」(20年2月8~14日/ユーロスペース)では「クィーン・オブ・ハーツ」のタイトルで上映。
ネット上の声
- 史上初、女性監督がデンマークのアカデミー賞で作品賞受賞! 刺さる人には刺さる作品
- パールさんのレビューを観て、ラジオで紹介されてた観たかったやつだー!ってなって鑑
- 自分の弁護士としての立場と対比しての禁断の過ち。
- 義理の息子に発情しちゃう、ズルいオバさんの話
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国デンマーク,スウェーデン
- 時間127分
- 監督マイ・エル=トーキー
- 主演トリーヌ・ディルホム