娘を殺された母が、腐敗した司法に絶望し、たった一人で犯人を追う、メキシコの現実を抉る衝撃のドキュメンタリー。
2008年、メキシコ・シウダーフアレス。16歳の娘ルビを殺害された母マリセラ・エスコベド。逮捕された娘の恋人は自白したにもかかわらず、証拠不十分で無罪放免となる。絶望の淵で、マリセラは自らの手で正義を勝ち取ることを決意。腐敗した司法システムに背を向け、たった一人で犯人の行方を追い始める。メキシコ全土を2年以上にわたり奔走し、危険を顧みず正義を訴え続ける彼女の姿。しかし、その執念の追跡は、彼女自身をさらなる悲劇へと導いていく。これは、愛する娘のために全てを捧げた、一人の母親の壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- 娘を殺された母の戦いを追うドキュメンタリーかと思いきや、事態はもっと深刻な方にば
- どの国でも守るべきものがある限り母親ほど強い存在で偉大なものはないと感じる
- メキシコでは一日平均10人以上の女性が殺害されて、その加害者の97%が処罰されて
- まさか、娘の正義の為に戦っていたお母さんまでもが殺されてしまうとは
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ
- 時間109分
- 監督カルロス・ペレス・オソリオ
- 主演---