娘を殺された母が、腐敗した司法に絶望し、たった一人で犯人を追う、メキシコの現実を抉る衝撃のドキュメンタリー。
2008年、メキシコ・シウダーフアレス。16歳の娘ルビを殺害された母マリセラ・エスコベド。逮捕された娘の恋人は自白したにもかかわらず、証拠不十分で無罪放免となる。絶望の淵で、マリセラは自らの手で正義を勝ち取ることを決意。腐敗した司法システムに背を向け、たった一人で犯人の行方を追い始める。メキシコ全土を2年以上にわたり奔走し、危険を顧みず正義を訴え続ける彼女の姿。しかし、その執念の追跡は、彼女自身をさらなる悲劇へと導いていく。これは、愛する娘のために全てを捧げた、一人の母親の壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- 娘を殺された母親の執念がすごい。これが現実だなんて信じがたいけど、知るべき事実だと思った。本当に見てよかった。
- ただただ、言葉が出ない。
- メキシコの司法の腐敗と女性が置かれている状況に愕然とした。
- 同じ母親として、彼女の行動力と愛の深さに胸を打たれた。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国メキシコ
- 時間109分
- 監督カルロス・ペレス・オソリオ
- 主演---