シュルレアリスムの巨匠ルイス・ブニュエルが、ドキュメンタリー映画の撮影で見た地獄。芸術と現実の狭間で葛藤する、若き日の監督の魂を描くアニメーション。
1930年、パリ。前衛的な作風で物議を醸した若き映画監督ルイス・ブニュエルは、スキャンダルの渦中にいた。次作の構想に悩む彼が選んだのは、スペインで最も貧しいと言われるラス・ウルデス地方のドキュメンタリー撮影。友人が当てた宝くじを資金に現地へ赴くも、そこで彼が目にしたのは想像を絶する貧困と絶望的な現実。芸術家としての自意識と、目の前の悲惨な光景との間でブニュエルの精神は激しく揺さぶられる。彼は現実をより「シュール」に描くため、撮影に禁断の演出を加えていく。鬼才の傑作が生まれる裏にあった、狂気と創造の記録。
ネット上の声
- この作品に参加しながら、今日まで完成版を観ることがなかったという、東京在住のアニ
- 糧なき土地のメイキング的アニメでダリさんとの関係とかちょい予備知識が要るか
- ブニュエルの映画「黄金時代亅がダリとの葛藤から生まれたことがよくわかる
- ☑️『ブニュエルと亀甲のラビリンス』及び『ウルフウォーカー』▶️▶️
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン,オランダ
- 時間80分
- 監督サルバドール・シモ
- 主演---