16世紀イタリア、夫の留守を預かるポルトガル人妻。孤高の城で彼女が見つけたのは、絶望か、それとも内なる自由か。
16世紀、北イタリアの山々に囲まれた孤高の城。遠いポルトガルから嫁いできた若く美しい妻は、夫が戦のため長期間城を離れたことで、完全な孤独に突き落とされる。言葉も通じぬ異国の地で、終わりの見えない孤独と城の閉塞的な空気が彼女の精神を静かに蝕んでいく。しかし、季節が移ろう中、彼女の内面で何かが変わり始める。召使いたちとの交流、城の外の世界への憧れ。やがて彼女は、自らの意志で運命を切り開くための、ある重大な決断を下す。
ネット上の声
- 時間を扱ってる話にも関わらずほとんど時間が止まってるかのように演出されてることに
- 赤系を印象付けるために寒色系の彩度を落としてた色味が何だがとても残ってる
- とにかく色味と衣装と舞台と光と構図が美しすぎてシーン一つ一つ模写したい
- ボローニャ近辺らしい小領主ケッテルとそこに嫁いできたポルトガル女のお話
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国ポルトガル
- 時間136分
- 監督リタ・アゼヴェード・ゴメス
- 主演クララ・リーデンシュタイン