作家が身分を偽り、潜入したのはフランスの港町での過酷な清掃労働。社会の底辺で見た人間の尊厳。
パリで暮らす著名な作家マリアンヌ。次作のテーマである「貧困」をリアルに描くため、彼女は自らのキャリアを隠し、フランス北部の港町ウイストルアムへ。そこで待っていたのは、フェリーの船内清掃という過酷な非正規労働。仲間たちとの間に芽生える確かな友情と連帯感。しかし、身分を偽る罪悪感と、ジャーナリストとしての使命感との間で彼女の心は激しく揺れ動く。社会から見過ごされがちな人々の現実を映し出す、衝撃と感動の実話。
ネット上の声
- フランス映画祭閉幕を飾る超社会派な力作👏著名な作家であるマリアンヌが貧困、不況を
- 偶然だそうだが、撮影のプロセスがそのまま作品内の人物の関係性に昇華されているよう
- 脚本までは良かったんだろうけど、近年のフランス映画の悪質なフレンチポップスみたい
- 「ウイストルアム-二つの世界の狭間で-」【第29回フランス映画祭in横浜】考えさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督エマニュエル・カレール
- 主演ジュリエット・ビノシュ