貧困と差別の街サンパウロで、4人の男はマイクを握った。ブラジル社会を揺るがした伝説的ヒップホップグループの軌跡。
1980年代後半、ブラジル・サンパウロ。暴力、貧困、人種差別が渦巻くファベーラ(スラム街)で、4人の若者がヒップホップグループ「ハショナイスMC's」を結成。彼らは、自らの過酷な日常、警察の腐敗、社会の不平等をありのままにラップする。そのリリックは、これまで声を上げることのできなかった人々の魂を代弁し、瞬く間にブラジル全土を巻き込む社会現象となった。彼らはヒーローか、それとも犯罪の扇動者か。未公開映像とメンバーの証言で綴る、音楽を武器に社会と戦い続けた伝説のグループ、その30年以上にわたる栄光と苦悩の軌跡を追ったドキュメンタリー。
ネット上の声
- ブラジル版N.W.A.って聞いてたけど、まさにその通りだった。社会へのメッセージ性が強くて、ヒップホップ好きなら絶対見るべき。
- ブラジルのヒップホップは全然知らなかったけど、ドキュメンタリーとして普通に面白かった。
- もうちょっとライブ映像が多いと嬉しかったかな。インタビュー中心で少し単調に感じたかも。
- 魂の叫び。最高。
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国ブラジル
- 時間116分
- 監督ジュリアナ・ヴィセンテ
- 主演Racionais MC's