笑いあり涙ありの大衆演劇として、大正時代から引き継がれている伝統芸能「真正女澤正劇」をベースに、物語が三重に交差する「三重芝居」という演出を用い、過去と現在、夢と現実を交差させながら、伝統芸能の文化継承が、いかに困難なのかを描いたドラマ。
とある大衆演劇一座で、座長の沢田の弟子である三津葉銀次は、後継者の座を狙う座長の息子・冴之介に強い嫉妬心を抱いていた。一方、冴之介もまた、剣劇の腕を認められ、一目置かれている銀次に対し、尊敬とともに妬ましい思いを抱いていた。そんなある時、稽古中に銀次の刃先が冴之介の片目を突いてしまう事故が起こる。冴之介は役者を続けることができなくなり、銀次は一座を追われてしまうが……。
主演、監督、脚本を「大衆演劇のドン」と称される沢竜二の末弟子の三天屋多嘉雄が務め、須賀貴匡、松林慎司、沢竜二らが顔をそろえる。
ネット上の声
- Filmarksでは全然Mark!されていないが、大当たり!😙
- 大衆演劇の後継者問題などを軸に、俳優たちの悲喜こもごもな、ちょっと入れ子的な感じ
- 普段触れないテーマの映画だったので、最初はついていけるか心配でしたがシリアスとギ
- 小学生の頃、健康ランドで大衆演劇を鑑賞した記憶があるくらいで、あまり詳しくは知ら
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督三天屋多嘉雄
- 主演三天屋多嘉雄