第2次世界大戦中にイタリア海軍の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニが敵国船の乗組員を救助した実話をもとに、戦時下でも失われることのなかった海の男たちの誇りと絆を描いた戦争ドラマ。
1940年10月。イタリア海軍の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニは、イギリス軍への物資供給を断つために地中海からジブラルタル海峡を抜けて大西洋へ向かっていた。その途中で遭遇した船籍不明の船を撃沈するが、それは中立国ベルギー船籍の貨物船カバロ号だった。コマンダンテ・カッペリーニのサルバトーレ・トーダロ艦長はカバロ号の乗組員たちを救助して最寄りの港まで運ぶことを決めるが、そのためには自らと部下たちを危険にさらすのを覚悟の上で、潜航を諦めて無防備状態のままイギリス軍の支配海域を航行しなければならず……。
主人公トーダロ艦長役に「シチリアーノ 裏切りの美学」のピエルフランチェスコ・ファビーノ。「堕ちた希望」のエドアルド・デ・アンジェリスが監督を務め、撮影ではイタリア海軍全面協力のもと実物大の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニを再現した。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 僕なら、"鰻のかば焼き"風 お湯スープを飲むでしょう
- 前半は艦長の哲学的なポエムが多くて眠いけれど、後半、ある出来事が起きてから目が離
- 潜水艦コマンダンテはジブラルタル海峡を抜けて大西洋へ向かう途中、船籍不明の船と交
- 戦闘シーンが殆ど無かったから、戦争映画というよりはヒューマンドラマでした
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イタリア,ベルギー
- 時間121分
- 監督エドアルド・デ・アンジェリス
- 主演ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ