「人生タクシー」「これは映画ではない」などで知られるイランの名匠ジャファル・パナヒが、過去・現在・未来の3つの時代をシンボリックに体現する3人の女優の心の旅路を描いたヒューマンミステリー。イランの人気女優ベーナーズ・ジャファリのもとに、見知らぬ少女から動画メッセージが届く。その少女マルズィエは女優を目指して芸術大学に合格したが、家族の裏切りによって夢を砕かれ自殺を決意。動画は彼女が首にロープをかけ、カメラが地面に落下したところで途切れていた。そのあまりにも深刻な内容に衝撃を受けたジャファリは、友人である映画監督ジャファル・パナヒが運転する車でマルズィエが住むイラン北西部の村を訪れる。ジャファリとパナヒは現地で調査を進めるうち、イラン革命後に演じることを禁じられた往年のスター女優シャールザードにまつわる悲劇的な真実にたどり着く。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で脚本賞を受賞した。
ネット上の声
- イランの女性人権活動家のモハンマディさんがノーベル平和賞を受賞したのを受けて、イ
- アッバス◯キア◯スタミは必ず落ちがあった。この作品には何がある?
- より巧妙に多層的になっていくパナヒワールド
- ジャファル・パナヒ監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間100分
- 監督ジャファル・パナヒ
- 主演ベーナズ・ジャファリ