沖縄戦の悲劇をビデオゲームで追体験する女性。歴史の記憶とデジタルの交差点で、彼女が見た「レベル5」とは。
1990年代、パリ。一人の女性ローラが、亡き恋人の遺したプロジェクトを引き継ぐ。それは、第二次世界大戦末期の「沖縄戦」をテーマにしたシミュレーションゲームの開発。インターネット黎明期、彼女はオンラインで集めた膨大な歴史資料や証言映像と向き合う。しかし、調査を進めるほどに、沖縄戦の想像を絶する悲劇の深さに直面。バーチャルなゲーム開発と、生々しい歴史の事実との狭間で、彼女の精神は激しく揺さぶられる。果たして彼女は、この歴史の断片をゲームとして再構築できるのか。その先に待つ「レベル5」が意味するものとは。
ネット上の声
- 抽象的というより、まだジャストアイデアの段階の連想ゲームにつきあってる感じで具体
- もちろんまっったく理解できていないと思うんだけど、こじつけのように捻り出した考え
- 友人に誘われて、目黒の名画座でのマルケル特集を観てきました
- 沖縄戦に関するモンタージュとか、特にあのトラウマ的な点滅とかいいなと思ったけど、
ドキュメンタリー
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督クリス・マルケル
- 主演カトリーヌ・ベルコジャ