パリ郊外、一触即発の街。正義を問う警官と、未来を奪われた少年たちの、決して交わらない視線。
2018年、サッカーW杯優勝に沸くパリ郊外のモンフェルメイユ。この犯罪多発地区に赴任した警官のステファン。彼が配属されたのは、攻撃的なリーダーのクリスと、冷静なグワダが率いる犯罪防止班。人種や貧困が渦巻くこの街で、ステファンは彼ら独自の捜査方法に戸惑いを隠せない。そんな中、サーカス団からライオンの子供が盗まれるという些細な事件が発生。犯人とされる少年イッサを追ううちに、事態は急速に悪化。ドローンで撮影されたある映像をきっかけに、警察と少年たちの間の緊張は限界点を超え、やがて大規模な衝突へと発展していく。
ネット上の声
- 貧困や差別等の問題はどの国でも同じように存在するし、もちろんギャングも存在する事
- フランスに住む貧しい黒人の家の塾のバイトをしながら弁護士を目指す兄トラオレと喧嘩
- 本質はギャングとかゲトーとか全然別のとこなんだけどシーンの一部一部を切り取っても
- フランスの大都市の外側に広がるバンリュー(郊外)の貧困と荒廃は、フランスの植民地
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間96分
- 監督ケリー・ジェームズ
- 主演ケリー・ジェームズ