サンフランシスコを舞台に、都市開発により取り残されてしまった人たちのリアルな姿を描いたドラマ。主人公を実名で演じた主演のジミー・フェイルズが10代の頃に体験した自伝的物語で、フェイルズの幼なじみでもあるジョー・タルボット監督が長編初メガホンをとり映画化。サンダンス映画祭の監督賞、審査員特別賞を受賞した。IT関連企業とベンチャー企業の発展により、多くの富裕層が暮らす街となったサンフランシスコ。この街で生まれ育ったジミーは、祖父が建て、家族との思い出が詰まったビクトリアン様式の美しい家を愛していた。しかし、地区の景観とともに観光名所にもなっていたその家を現在の家主が手放すことになり、家は売りに出されてしまう。ジミーは再びこの家を手に入れるために奔走し、そんなジミーの切実な思いを友人であるモントは静かに支えていた。
ネット上の声
- どこにもカテゴライズできない、街の神話とでも呼びたくなる秀作
- 街へのラブレター
- ゴーストワールドから、大人になった流浪のイーニドがイメージされたらしいというソー
- 長い間自分が事実だと思っていたことは、空虚を充すために無意識下の創作物かもしれな
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ジョー・タルボット
- 主演ジミー・フェイルズ