1人の女性をめぐる男たちの反目と連帯から浮かび上がるミソジニー(女性嫌悪)と男性社会の持つホモソーシャリティというテーマを、学園ドラマパートとコンテンポラリーダンスのイメージパートによって表現した短編作品。イケてる男子学生6人のグループに1人の女子。このグループに入れない気弱な男子は彼女に恋をしているが、周りから笑われてばかりいる。そんな中、女子がこの男子を傷つけるような拒絶をしたことから、男子学生グループは一転して女子を敵視するようになる。監督は「喧嘩番長」シリーズの東海林毅。「偏愛ビジュアリスト 東海林毅ショートフィルム選」(2019年3月30日~4月5日、池袋シネマ・ロサ)の1作として上映。
ネット上の声
- ホモソコミュニティが生み出す男女の軋轢と修復を、現実世界と精神世界を並走させて描
- 露骨に象徴化させた男女と、それによりより視覚化される男女の差(これは差別的な意味
- どういう気持ちで鑑賞すればいいのか分からず、ちょっと困惑したし、緊張した
- コンテンポラリーダンスと役者の演技のシーンが交わる台詞は全く無い群像劇
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督東海林毅
- 主演新宅一平