「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンが監督・脚本・主演を務め、イスラエルの作家でジャーナリストのアモス・オズの自伝的小説を映画化。イスラエル建国前夜、幼少期のアモスが両親とともに過ごしていた英国統治下のエルサレムで体験した日々を描いた。1945年、英国統治下のエルサレムで父アリー、母ファニアとともに暮らす少年アモス。一家は、ほかの多くのユダヤ人同様に、迫害から逃れるためヨーロッパから移住してきた。しかし母のファニアは、戦争の恐怖と、その後に続く日々の退屈さによって心に影を落としていた。さまざまな不安や不満が鬱積する中、ファニアは持ち前の想像力を生かして冒険物語を創作しては、息子のアモスに語って聞かせていた。そしてアモスにとっては、母から物語を聞かされたことや詩を詠んでもらったこと、言葉や言語を教えてもらったことが、後の人生に大きな影響を与えていく。ナタリー・ポートマンが母ファニアを演じた。
ネット上の声
- いじめられた時にはターザンの話を聞かせよう・・・あぁ~あ~
- 母親が壊れていく過程を息子(作家アモス・オズ)が繊細に観察していたのがよくわかる
- ロシアとウクライナの指導者には歴史を学んで貰いたい。勿論、我々も同様だ
- 戦時中にヨーロッパから移住してきた家族の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イスラエル,アメリカ
- 時間98分
- 監督ナタリー・ポートマン
- 主演ナタリー・ポートマン