伝説の歌声は、国家を敵に回した。人種差別と闘い、歌に魂を捧げたジャズシンガー、ビリー・ホリデイの壮絶な真実。
1940年代のアメリカ。ジャズシンガー、ビリー・ホリデイは、その類まれな歌声で絶大な人気を博していた。しかし、彼女が黒人へのリンチを告発する歌「奇妙な果実」を歌い始めたことで、政府から危険人物と見なされる。連邦麻薬取締局は、彼女の薬物依存を利用して歌うことをやめさせようと、執拗な捜査を開始。黒人捜査官ジミー・フレッチャーを潜入させ、彼女を追い詰めていく。人種差別が横行する時代に、自らの尊厳と芸術のために巨大な権力と闘った一人の女性。そのスキャンダラスな人生の裏に隠された、魂の叫びと愛の物語。
ネット上の声
- 素晴らしいが故に、惜しい!と言わざるを得ないか・・
- 反戦を訴えたジョン・レノンも米政府の弾圧と闘った
- 中盤の珠玉のシーンに触れるだけでも意味がある
- それぞれの想い・立場
音楽、 伝記
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間131分
- 監督リー・ダニエルズ
- 主演アンドラ・デイ