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パリの名門音楽院への編入を認められたアルジェリア系の少女が指揮者への夢に挑む姿を、世界的指揮者チェリビダッケに師事して自らオーケストラを立ち上げたザイア・ジウアニの実話を基に描いたヒューマンドラマ。
パリ近郊の音楽院でビオラを学ぶザイアは、パリ市内の名門音楽院に最終学年で編入を認められて指揮者を目指すように。しかし女性指揮者は世界でわずか6%しかいないという困難な道のりで、クラスには同じく指揮者志望のエリート、ランベールもいる。高級楽器を持つ名家の生徒たちに囲まれるなか、ランベールの仲間たちからは田舎者と見下され、指揮の練習の授業では指揮台に立っても真面目に演奏してもらえない。やがて彼女は特別授業に来た世界的指揮者セルジュ・チェリビダッケに気に入られて指導を受けることになり、道がわずかにひらき始める。
「涙の塩」のウーヤラ・アマムラが主人公ザイア、「預言者」のニエル・アレストリュプがチェリビダッケを演じたほか、主要キャスト以外の配役には現役の音楽家たちを起用。監督・脚本は「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」のマリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間114分
- 監督マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
- 主演ウーヤラ・アマムラ
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「野性の葦」などで知られるフランスの名匠アンドレ・テシネ監督が、カトリーヌ・ドヌーブを主演に迎えた社会派ドラマ。フランス南部で牧場を営むミュリエルのもとに、孫息子アレックスが久々に訪ねてくる。ミュリエルは、カナダへ移住するというアレックスの様子がどこかおかしいことに気づく。実はアレックスは数カ月前にイスラム教に入信しており、シリアの過激派イスラム組織とつながっていた。愛する孫がテロリストを目指していることを知ったミュリエルは、ある行動に出る。
ネット上の声
- 孫がテロリストになるのを祖母が必死になって阻止する話
- お母さんじゃなくてお祖母ちゃんなの!?
- 「太陽」に気づかない愚か者
- イスラム教過激派
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督アンドレ・テシネ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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フランスの名匠フィリップ・ガレルが、地方からパリへやって来た青年と3人の女性が織りなす恋の行方を美しいモノクロ映像でつづったラブストーリー。
大学受験のためパリを訪れたリュックは、バスの行き先を教えてくれたジェミラと恋に落ちる。その後、故郷に戻ったリュックは元恋人ジュヌヴィエーヴと再会。ジェミラを捨ててジュヌヴィエーヴと復縁するが、ジュヌヴィエーヴの妊娠を知ると彼女のもとも去ってしまう。試験に合格してパリで暮らしはじめた彼は、ベツィという新しい恋人ができるが……。
「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」などの巨匠ジャン=クロード・カリエールが脚本に参加。スイスの名カメラマン、レナート・ベルタが撮影を手がけた。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 実生活でも映画でも、自分の快楽でしか人を好きになれない人間はもう見ていたくもない
- なんか音楽のダサさにいちばん笑えた なんでこれでいけると思った?全体のコスパの良
- 優柔不断で都合良く甘え、先の未来を考えずに結婚や妊娠という重要な局面から目を背け
- おのぼりさんが女性遍歴で痛い目にあう10年代ガレルの王道かと思いきや、横で流れて
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演ロガン・アンチュオフェルモ