ブラジルを代表するラッパー、エミシーダ。彼の音楽が、これまで語られなかった黒人文化100年の歴史の扉を開く。
ブラジルで絶大な人気を誇るラッパー、エミシーダ。彼がサンパウロの歴史的殿堂、市立劇場で行った記念碑的コンサートの舞台裏。本作は、そのライブ映像を軸に、これまで光の当たらなかったブラジルの黒人文化と抵抗の歴史を100年にわたって遡る音楽ドキュメンタリー。サンバの誕生から現代のアートシーンまで、数々の偉人たちの功績を掘り起こし、ブラジル社会における人種とアイデンティティの問題を鋭く問いかける。エミシーダの力強いパフォーマンスと、歴史的映像、アニメーションが融合し、抑圧の中から生まれた創造性の賛歌を謳い上げる。
ネット上の声
- 単なるライブドキュメンタリーじゃない。ブラジルの黒人文化史をラップで紐解く、知的でパワフルな作品。エミシーダの眼差しが温かい。
- エミシーダ最高!音楽の力で歴史を学べるなんて感動した。
- ヒップホップに詳しくなくても全然楽しめた。サンバのルーツとかも知れて、ブラジル音楽がもっと好きになったな。
- 魂が震えた。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国ブラジル
- 時間89分
- 監督フレッド・オーロ・プレート
- 主演エミシーダ