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2018年、パリ郊外の犯罪多発地区。警官と少年たちの対立、その緊張を写した一台のドローン。現代フランスの貧困と怒りの爆発。
ヴィクトル・ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』の舞台でもある、現代のパリ郊外モンフェルメイユ。地方から犯罪防止班(BAC)に転属してきた警官のステファン。彼が目にしたのは、移民系の若者たちと警察の間の、一触即発の緊張状態。ある日、サーカスからライオンの子供が盗まれるという些細な事件が発生。これが引き金となり、事態は激しい衝突へと発展。その一部始終を、一人の少年がドローンで撮影。この映像が、地区全体を巻き込む大規模な暴動の導火線となる。現代社会が抱える闇をリアルに描く衝撃作。
ネット上の声
- ここにあるカオスはフランスだけの問題ではない
- 怒りと憎しみが、報復へと変わるメカニズム
- 現代のゴルボー屋敷で繰り広げられる珍騒動
- 社会派アクション映画の秀作
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督ラジ・リ
- 主演ダミアン・ボナール
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「ハリー、見知らぬ友人」のドミニク・モル監督が、ある失踪事件を軸に思いもよらない形でつながっていく5人の男女の物語を描き、2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞と観客賞を受賞したサスペンス(映画祭上映時タイトルは「動物だけが知っている」)。吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪し、殺害された。事件の犯人として疑われた農夫のジョセフ、彼と不倫関係にあったアリス、そして彼女の夫ミシェルなど、それぞれに秘密を抱えた5人の男女の関係が、失踪事件を軸にひも解かれていく。そして彼らが、フランスとアフリカのコートジボワールをつなぐ壮大なミステリーに絡んでいた事実が明らかになっていく。「イングロリアス・バスターズ」のドゥニ・メノーシェが主人公となるミシェル役を演じ、東京国際映画祭で女優賞を受賞したナディア・テレスツィエンキービッツは、ミシェルと思いがけないタイミングでかかわることになるマリオン役を演じている。
ネット上の声
- 【※この作品を観ようと思う人は予告編を絶対に観ないでください※】
- 殺され損・・・それにしても偶然が過ぎる‼️
- そんなに繋がるんかいっ!
- 「12日の殺人」の前触れ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間116分
- 監督ドミニク・モル
- 主演ドゥニ・メノーシェ
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「岸辺の旅」「スパイの妻」の黒沢清監督が柴咲コウを主演に迎え、1998年に手がけた同名映画をフランスに舞台を移してセルフリメイクしたリベンジサスペンス。娘を殺された父親と彼に手を貸す精神科医が繰り広げる徹底した復讐の行方を、全編フランスロケ&フランス語で描き出す。
8歳の愛娘を何者かに惨殺された父親アルベール・バシュレは、偶然知り合った精神科医・新島小夜子の助けを借りながら、犯人を突き止めて復讐を果たすべく殺意を燃やしていた。やがて2人はとある財団の関係者たちを拉致し、次第に真相が明らかになっていくが……。
他人の復讐に協力する謎めいた精神科医という難しい役どころを柴咲がフランス語で熱演し、2019年のフランス映画「レ・ミゼラブル」で注目を集めたダミアン・ボナールが復讐に燃える男アルベールを演じた。
ネット上の声
- 黒沢清監督の巧みなセルフリメイク。柴咲コウのアクションも意外に良い
- 得体の知れないシュールな不気味さに推進力が加わった
- 黒沢清監督のセルフリメイク作品「蛇の道」
- わかりやすくなった
サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国フランス,日本,ベルギー,ルクセンブルク
- 時間113分
- 監督黒沢清
- 主演柴咲コウ
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刑事のイヴォンヌは若くして同僚だった夫を失い、未亡人となった。殉職した彼女の夫・サンティは警部だったが、今では地元で英雄視されていた。そんななか、イヴォンヌは夫がアントワーヌという無実の青年を身代わりにし、自らの罪を逃れていたことを知り…。
ネット上の声
- 狙いにきてるコメディ部分はあんま笑えんかったけど、絶妙にタイミングズレてる感じに
- 刑事イヴォンヌ(アデル・エネル)は夫を亡くすが、彼が生前に汚職に手を染め、無実の
- コメディ映画とはいえ、ブラックジョーク過ぎて笑っていいのか迷いながらも笑ってしま
- アデル・エネルのコメディ映画だけど、贖罪を扱った映画して納得のある着地と、アメリ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ピエール・サルヴァドーリ
- 主演アデル・エネル