時代を50年先取りした、知られざる天才。人種と性の壁に挑み続けた法学者パウリ・マレーの生涯。
20世紀アメリカ、公民権運動の礎を築いた一人の法律家がいた。その名はパウリ・マレー。黒人であり、自らのジェンダーに悩み続けたクィア。人種と性の二重の壁に阻まれながらも、その卓越した知性で差別的な法に挑み続けた。彼女の理論は、後のルース・ベイダー・ギンズバーグにも多大な影響を与えたが、その名は歴史の影に埋もれてきた。膨大な記録と本人の肉声から、知られざる英雄の苦悩と輝かしい功績を紐解く、衝撃のドキュメンタリー。
ネット上の声
- それまでは喋る人だったパウリが、人生の後半では人の話をとにかく聴く人に変わったと
- ノンバイナリーのアフリカ系弁護士にして活動家であったパウリ・マレーのドキュメンタ
- ルース・ベイダー・ギンズバーグを描いた映画『ビリーブ 未来への大逆転』で、一瞬だ
- 『ホワイト・フェミニズムを解体する』がまさに参考図書
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ジュリー・コーエン
- 主演パウリ・マレー