ある日届いた一箱の思い出。それは、内戦下のベイルートで生きた母の青春と、娘が知らなかった家族のルーツを繋ぐ物語。
現代のカナダ、モントリオール。クリスマスイブ、少女アレックスのもとに、見知らぬ箱が届く。中身は、母マイアが10代の頃、内戦下のレバノンから親友に宛てて送った日記やカセットテープ、写真の数々。母が封印してきた過去に触れたアレックスは、戦争の中でも恋をし、自由に生きた若き日の母の姿を知る。過去と現在が交錯し、母娘は初めて互いの心と向き合うことに。記憶の箱が開かれる時、世代を超えた家族の物語が動き出す。
ネット上の声
- 【親の思い出の真実はどこまで子と共有できるか?】【東京フィルメックス】
- 写真と映画の間にあるもの、スマホとカメラ、あるいはカセットテープの間にあるもの
- [レバノンと母娘を結ぶタイムカプセル] 40点
- 東京フィルメックスのクロージング作品です
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス,レバノン,カナダ,カタール
- 時間100分
- 監督ジョアナ・ハジトゥーマ
- 主演リム・トゥルキ