美しいオランダの島を舞台に、少年と少女が繰り広げる秘密の計画を、みずみずしく描いた青春ドラマ。原作は、第61回青少年読書感想文全国コンクールの小学校高学年向け課題図書にも指定された、アンナ・ウォルツによる児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」。11歳のサムは、この世の全ての生き物がいつか死を迎えると気づいた時に「地球最後の恐竜は、自分が最後だということを知っていたのか」と思い悩むような、哲学的な少年だった。そんなサムが、家族で過ごす夏のバカンスのため、都会の喧騒から離れたオランダ北部の島にやってくる。そこでテスという少女と出会ったサムは、彼女の快活な魅力にひかれていく。テスは母親とふたり暮らしで、12年間生き別れたままの父親がいるという。テスが抱く父親に対する思いを知ったサムは、彼女が父親に会うために考えた、ある作戦に協力することになるが……。
ネット上の声
- 児童文学が原作ながら、むしろ大人の心に深く訴えかけてくるものがある
- 魅力あふれる小品だが、邦題が惜しい
- 孤独と想い出づくり
- ひとりになる訓練が自暴自棄が原因とかでもなく興味本位というか探究心から来てるとこ
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国オランダ
- 時間84分
- 監督ステーフェン・ワウテルロウト
- 主演ソニー・コープス・ファン・ウッテレン