17歳の夏、ブラジルの田舎町。保守的な家族と信仰の中で、少女の心と身体が静かに、そして大胆に目覚めていく。
舞台は、現代ブラジルの敬虔なキリスト教徒コミュニティ。主人公は、神と家族への献身を信じて生きてきた17歳の少女マリアナ。夏休み、彼女は「神の声を聞く」という女性たちのグループに参加。しかし、そこで芽生えたのは、これまで知らなかった自らの身体への好奇心と、抑えきれない欲望。厳格な信仰、保守的な町の目、そして自身の内に秘めた衝動との間で揺れ動くマリアナ。彼女が自らの手で選び取る、魂の解放。少女から大人へと移ろう一瞬の輝きと危うさを描く、官能的な青春物語。
ネット上の声
- 通勤鑑賞345作目
- 共同体から逃れ都会で自由を得たかった小学校教員のロリが、哲学教授のウリシスに出会
- 「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」ことクラリッセ・リスペクトル原作の官能ドラマ
- アフターシックスジャンクションで、三宅隆太さんが推していたので鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国ブラジル,アルゼンチン
- 時間101分
- 監督マルセラ・ローディ
- 主演シモーニ・スポラドーリ